●昨年度のまとめ
●1年 ●2年 ●3年 ●4年 ●5年 ●6年 ●たんぽぽ組
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今年度の各学年の実践
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昨年度の各学年の実践
●1年 ●2年 3年 ●4年 ●5年 ●6年 ●ひまわり・たんぽぽ組
 本校では、令和2年度から4年度までの三年間、「育てよう生き生きと学ぶ松原っ子」を目指して、特に「よく考えること」に焦点を当てて、「自分の考えをもつことができるように」「対話をして、考えが深められるように」手だてを考え、学校努力点で取り組んできた。その結果、「自分の考えをもつ場面」「対話をして、考えを深める場面」において以下のような成果が得られた。
<自分の考えをもつ場面での成果>
  以下のような手だてによって、自分の考えをもつことにつながった。
 ・ 決まった話型に沿って考える。  ・ 既習事項を確認する。 ・ 動画を視聴する。
 ・ 役割演技を行う。・ 考える観点を示す。

<対話をして、考えを深める場面での成果>
  以下のような手だてによって、活発な対話や自分の考えを深めることにつながった。
 ・ 評価するための基準を示す。    ・ 考えを図に示す。
 ・ 観点ごとに分けて考えを板書する。 ・ これまでに学んできたことを掲示する。
 ・ 座標軸を使って考えの内容を分かりやすくする思考ツールを板書する。


 一方で、令和3年度から導入された学習用タブレットは、効果的に活用ができると子どもが生き生きと学ぶツールとなるが、その活用は、教員個人に委ねられており、十分とは言えない。これからの子どもの学びにおいて、タブレットを活用できるようにしていくことは、タブレットが子どもの主体的な学びのツールの一つとするために必要と考える。
 以上より、今年度からの学校努力点では、昨年度までの成果を生かして、タブレットの活用場面と活用方法を考えて、授業づくりに取り組む。そして、これからの学校努力点の取組を通して、子どもの発達段階に応じて、タブレットの活用に必要なスキルを身に付けタブレットを学習に生かすことができるようになる方向に向かうことを目指す。
 昨年度まで、3年間取り組んできた努力点の成果を生かして、以下の2つの場面において、タブレットの活用方法を具体的に考え、授業づくりをする。
○ 自分の考えをもつ場面での授業イメージ
 ・ タブレットに入っているそれぞれの例題の計算の仕方を撮影した動画を見ることで
  自分の考えをもつ。
 ・ 本時の学習に関わる既習事項について、キュビナで練習問題に取り組んだ後、本時
  の問題の解決方法を考える。
 ・ 本時の学習について、デジタル教材を活用して各自が学び、本時の問題の解決方法
  を考える。
○ 対話をして、考えを深める場面での授業イメージ
 ・ ロイロノートを活用して、考えを提出させて、グループの話合いに役立てる。
 ・ グループで話し合った内容についてグループの代表が、ロイロノートを活用して提
  出させ、それを見て同じ点、似ている点、相違点などを発表させる。
 ・ 提出された各自の考えを分類させ、どういった観点で分類したのかを発表させる。

タブレットを学習に生かす子どもの育成(1年次) ― タブレットの活用場面を明確にした授業づくりを通して ―
令和5年度 学校努力点